開発ウラ話

カバンの中身 A4(Ver.3.0)、カバンの中身 B4(Ver.4.0)編

カバンの中身シリーズが出来るまでのこだわり話とうんちく話。

いったい今はバージョンいくつ?

縦型 2 枚パネル(リュック)、横型 2 枚パネル( PC )ときて、そろそろ定番商品である A4とB4 の見直しの時期になりました。
さて、バージョンは・・・
・カバンの中身 A4Ver.2.0 →カバンの中身 A4Ver.3.0 へ
・カバンの中身 B4Ver.3.0 →カバンの中身 B4Ver.4.0 へ

時代と共に変化し、とうとう Ver.4.0 と Ver.3.0 に突入ですが、バージョンの数字が大きくなるにつれ、また他商品のバージョンとの区別がつきにくくなるという懸念もあります。
そこでわが社の代表選手である A4 と B4 は、そのままズバリの商品名に戻しましょう。という事で・・・
・カバンの中身 A4
・カバンの中身 B4

と、シンプルに致しました。(バージョンを知りたい方は、裏面のバーコードの上部に正式なバージョンを入れております。右図)
各バージョン情報はバーコード上部に記載

時代にあった商品づくり、そしてお客様の声

A4 と B4 の前のバージョンは?と言いますと、 sideA ではいつものポケット群、 sideB は、はがせる面として、テープファスナーで取り付け、状況に応じて面ごと取り外したり、好きな追加ポケットを取り付けられるようにしてきました。

たっぷり収納という面では申し分ないと思っていましたが、一方では、重い、ちょっと高いという声も聞こえてきました。

リュック、 PC 用同様、ポケットの充実はそのままに、価格に重点をおいて、皆様に満足のいく商品にできないかを議論してきました。そうなると、あきらめなくてはいけない点が出てきます。裏面のポケットの作りこみ、周辺のボードのカットで大きさ調整をする点、カバンの底が尖らないようにつけていた底面ボードの付属・・・。今までの特徴がなくなる訳です。
思い返せば、初期カバンの中身 A4 は、シンプルだった事を思い出し、ちょっと原点に戻ってみようと思いました。
表の面のポケットは、 PCVer.3.0 と PCsmallVer.2.0 の構造をそのまま使うとし、カットスペースをやめる事で、縫製の手間が少し省け、更に裏面には、手帳サイズ、 A5 ノート、文庫本などを入れられるように、自由のきくマルチポケットを作りました。(初期カバンの中身 A4 はシンプルすぎるマチなしのポケットでした)

商品を作るたびに思うのは、ゲーム機です。
電車の中で、ピコピコと格闘している人を見るたびに、様々な種類のあるゲーム機専用のポケットは難しいなぁと頭を悩ませていました。専用のポケットを作ってしまったら、今度は、使わない人は?の話になってしまう。堂々巡り・・・。
そこで、今回は、このマルチポケットを 2 つに区切る事で、実現する事ができました。長さを気にせず入れられるので、ストレスなく入れられるし、ゲーム機以外にも自由に使えます。

旧商品の底面ボードとカットスペース
ゲーム機と同じく気になっていた傘も同時に悩んでいました。 PC で取り入れたラップポケットは、 A4 には大きすぎるし、何かいい方法、もしくは付属物がないか検討しましたが、どれも面倒なものばかり。いいものを考えても、コストがかかる。マルチポケットをつける事によりこの悩みは解決できてしまいました。 みなさんの持ち物にあったポケットを探して活用してみて下さい。
裏面ポケットの仕様:ゲーム機や折り畳み傘、書類など幅広く活用頂けます

今回の取り組みと今後

今回取り組んだ点は・・・
・ボードの軽量化 ・値段の見直し ・仕様(入る物)の見直し ・変わらない使用感を保つ
ご期待に添えられているでしょうか。そして整理整頓のお役に立てているでしょうか?
商品が出来上がると、もうこれ以上変えようがないと思うのですが、また時がたつと、使用する小物や、使用するカバン自体に変化が出てきて、いつのまにか新しいバージョンを考えて、今に至ります。

ビジネスバッグ、トートバッグ、リュックサック、バッグの中身商品を作ってきましたが、バージョンアップしていく中で廃盤になる商品、バッグの中身が、別ラインで、バッグインバッグとして新たなブランド「リルビー」として商品化、などと変化して来ました。これからのカバンの中身も、どんどん変わっていくと思います。すでにスマートホンやらタブレットものなどが続々出てきていますから。( 2010 年 12 月現在)次世代カバンの中身など・・・できるんでしょうか。それとも・・・・。

今後の商品へのご意見、ご要望などは、いつでもお待ちしております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
ページトップへ戻る